今年に入って米国では大型のIPOが続いています。
直近でも配車サービス大手のLify、Uber、ビジネスチャットのslackなど、時価総額100億ドル超えの新規上場企業がバンバン現れています。
そしてそのほとんどが赤字で、売上も数十~数億ドル規模。市場は過熱気味に感じますが、そんな直近IPOの中から主要なものを一覧にまとめてみました。
2019/6/22時点
銘柄名 | 株価 | 時価総額 | 2018売上 | PSR | 上場日 |
lyft | 64.26$ | 18,674百万$ | 2,157百万$ | 9 | 2019/3/29 |
zoom video | 100.5$ | 27,373百万$ | 330百万$ | 83 | 2019/4/18 |
28$ | 15,180百万$ | 756百万$ | 20 | 2019/4/18 | |
Uber | 44$ | 74,604百万$ | 11,367百万$ | 7 | 2019/5/10 |
slack | 37.22$ | 18,778百万$ | 400百万$ | 47 | 2019/6/20 |
かなり乱暴なまとめ方ではありますが、昨年度の売上と時価総額で対比しています。もちろん成長率や収益性で違いがあるため一概には言えませんが、売上の何十倍の時価総額はちょっとやりすぎ感が否めません。
同じ表で日本のメルカリに当てはめてみると・・・
銘柄名 | 株価 | 時価総額 | 2019売上予想 | PSR | 上場日 |
メルカリ | 26.63$ | 3,995百万$ | 475百万$ | 8 | 2018/6/19 |
※1ドル107.32円で算出
まあこんなところです。
最近ではGAFAを当局が規制する動きが出てきており、テクノロジー企業の世代交代がそろそろ進みそうな雰囲気もあるので、これらの新規上場企業から次世代の巨大IT企業が生まれそうな可能性を感じます。