10月1日から消費税が10%になりますが、同時にクレジットカードや◯◯Payなどの決済で経産省から5%or2%のポイント還元が得られるようになります。
中身は結構ややこしいので、先に結論的なことを述べます。
・支払い手段はクレカ・電子マネーならほぼ全てポイント還元の対象
・ポイント還元の対象店舗はコンビニとその他若干程度
・結局◯◯ペイのキャンペーンポイント貯めるほうが得
ポイント還元の対象となる決済手段
これは有名どころはほぼ対応しており、特に気にする必要はなさそうです。
クレカ、feilca、QRコード、すべてOKですが、月額ポイント上限などは各社対応にバラツキがありますので、自分がよく使う決済手段については調べてみてください。
ポイント還元の対象は中小店舗のみ
これが混乱を招くような制度設計になっているのですが、ポイント還元の対象からは大手企業は除かれます。コンビニで2%還元されますが、あれはフランチャイズ店舗を中小店舗とみなしているのであり、その他直営店については、コンビニ各社が混乱を避けるため持ち出しで2%還元を行っています。
前出の画像右下に<ECサイト>の表示があり、そこにAmazon、Yahoo、楽天の大手ECサイトが掲載されていますが、対象はあくまでも中小モールであり、Amazonであればマーケットプレイスの中小出品者のみが対象となります。
ポイント還元対象のお店を探す
自分の住んでいる家の近所でポイント還元を行っているところはどこか、下記の公式PCサイトで検索することが可能です。
https://map.cashless.go.jp/search
スマホからはアプリをダウンロードしてインストール
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.cashless.android
Apple::https://apps.apple.com/app/id1477479075
意外と少ないなあという印象じゃないでしょうか?
私の家の近所では、普段よく行くような店でポイント還元の対象店舗はコンビニくらいしか見つかりませんでした。
また、対象の店舗には経産省からポスターが配布されていますので、それらが店頭に掲示されているでしょうから、近所の店を探してみてください。
ポイント還元率が高い決済手段は?
ポイント還元率で選べば楽天ペイとPayPayの一騎打ちになるので、簡潔に2社だけ書きます。
サービス名 | ポイント還元 対象外店舗 |
2%還元 対象店舗 |
5%還元 対象店舗 |
期間 (10/1~) |
条件 |
楽天ペイ | 6% | 6% | 6% | ~12/2 | クレカチャージ+1% ポイント上限期間中3000円 |
PayPay | 2.5% | 4.5% | 11% | ~11/30 | ヤフーカード+1% ポイント上限月25000円 |
これを見ればわかりますが、楽天ペイが使えるなら、お店がポイント還元の対象かどうかは関係ありません。ポイント重視ならコンビニは楽天ペイ払い一択です。あとは5%還元対象店舗でPayPayに対応しているならPayPay払い、この2つがあれば基本的にOKです。
まとめ
おそらく近所で消費税のキャッシュレスポイント還元対象店舗を探しても、よく行く店はコンビニと、あとせいぜい1~2店舗くらいのものと思わます。
コンビニは楽天ペイで払えば6%、もし近所に5%還元対象の店があり、PayPayに対応していれば11%、クレカのみに対応だと"5%+クレカ各社の還元率に応じて"といったところでしょう。
結局はキャッシュレスポイント対象店舗かどうかより、楽天ペイなどのお得な決済手段が使えるかどうかのほうが重要です。
ただし楽天ペイは紛失時に補償なし、しかも紛失時の残高は楽天が全額ネコババするしくみになっていますし、上限はたった3000円ですので十分に注意してご利用ください。
※12/3追記
楽天ペイのポイント還元が終わりました。楽天ペイの還元率が0.5%なったので、今後はPayPay一択です。ファミマペイのd払い連携でポイント20%還元など、ややこしくて使い勝手が限られるながらもお得なキャンペーンもあるので、ファミマをよく使うdocomoユーザーで、興味がある方は調べてみてください。